ワードプレス制作代行の相場 （業種別）
ワードプレスのオリジナルテーマ制作費用は要見積もり
ワードプレス制作代行の依頼料の相場（業種別）を知るうえで、特にワードプレスのオリジナルテーマ制作を依頼する場合など、料金が高額になります。見積もりは必須条件としてが得るべきでしょう。
ワードプレス制作代行の依頼料の相場を知るうえで、既存のテーマを利用すると、費用はすごく抑える事が可能です。しかし、既存のテーマでは自社の要件を満たさない場合、オリジナルのテーマ制作を依頼する事になります。
既存のテーマを利用する場合と比較すると工数が大幅に増えるため、その分費用が必要となります。ホームページの機能によっては費用の上下は異なりますが、概ね20～50万円（一般参考値）の範囲内になるようです。
ワードプレスで制作された基本的な構成のサイトは、トップページ、投稿一覧ページ、投稿ページ、カスタム投稿一覧ページ、カスタム投稿ページ、固定ページで構成される事が一般的ですが、これらすべてのページのテンプレートの制作を依頼するのか、一部を依頼するのかによって費用異なります。また、各ページの仕様によっても費用は異なる為、一概に費用を示すことは難しいのが現状です。
ワードプレスサイトに限らずwebサイトの制作では、機能の追加などで制作中に仕様が変更され、見積もり以上に費用が掛かってしまうことも珍しくありません。予算オーバーを防ぐためにも、見積もりを依頼する前に必要な機能やデザインなど要件を書き出すなどはっきり定めておきましょう。意外と仕様変更による見積額の変更が生じます（戻り作業は当初の設計段階より高額の費用が発生します。）。制作側も戻り作業を減らすことが可能となり作業がスムーズに進みます。
また、制作会社ごとに対応可能な作業範囲が異なり、複数の工程を各社に振り分ける場合と、フルオーダープラン（すべてのデザインをデザイナーに任せるプラン）まで各社さまざまです。そのため、複数の会社の見積もり（相見積もり）を比較した上で、依頼先を検討することも良いでしょう。
ワードプレスでカスタマイズ可能なサイトの種類
WordPress（ワードプレス）は各種テーマとプラグインを組み合わせることで、多様なホームページが出来上がる特徴があり、タイプによっては様々な費用が必要な場合があります。
ここでは実際にWordPressを使ってどのようなホームページが制作できるかを説明するとともに、代表的なテーマ、プラグインを使用した場合の一般的な費用について紹介します。
コーポレートサイト・サービスサイト-ワードプレス制作代行の相場
前提条件（依頼内容）
・WordPressインストール代行設置
・ホームページの構築。NEWSなど簡単に更新できるようにしたい。
・既存のホームページををWordPress化したい。
・サイトデザインはあるのでコーディングやWordPress化をお任せしたい。
・ホームページにグローバルメニューやHOMEに特定カテゴリー（NEWS）を一覧表示にしたい。
・ECサイトと同じデザインでWordPressでブログやコラムを作成
・イベント用にカレンダーを表示してタイトルから詳細ページに移動
・定期的にWordPressのメンテナンスを依頼したい。
・WordPress用のサーバーホスティングとサイト制作・サイト保守もお任せしたい。
A社の場合
| 項目 | 単位 | 単価 |
|---|---|---|
| ディレクション | 一式 | 50,000 |
| WordPress インストール・基本設定 | 一式 | 100,000 |
| プラグイン・カスタム投稿追加など設定費 | 一式 | 100,000 |
| トップページ ヘッダ・フッダカスタマインズ | 1P | 40,000 |
| コンテンツページ コーディング | 5P | 15,000 |
| 合計 | 401,500 |
B社の場合
| 項目 | 単位 | 単価 |
|---|---|---|
| ディレクション | 一式 | 30,000 |
| WordPress インストール・基本設定 | 一式 | 70,000 |
| プラグイン・カスタム投稿追加など設定費 | 一式 | 60,000 |
| トップページ ヘッダ・フッダカスタマインズ | 1P | 30,000 |
| コンテンツページ コーディング | 5P | 12,000 |
| 合計 | 275,000 |
C社の場合
| 項目 | 単位 | 単価 |
|---|---|---|
| ディレクション | 一式 | 20,000 |
| WordPress インストール・基本設定 | 一式 | 50,000 |
| プラグイン・カスタム投稿追加など設定費 | 一式 | 50,000 |
| トップページ ヘッダ・フッダカスタマインズ | 1P | 20,000 |
| コンテンツページ コーディング | 5P | 10,000 |
| 合計 | 209,000 |
ECサイト-ワードプレス制作代行の相場
ワードプレスでECサイトを制作する
ECサイトの構築と言えば「EC-CUBE」という別のCMSが存在し多くの企業様に愛用されています。ネットショップに適したテーマとプラグインを使用することで、ワードプレスでもWebサイトを構築することができます。
日本開発の「Welcart」や「WordPress-OliveCart」など、プラグインを追加するだけですぐにECサイトが始められる無料のプラグインもあります。自社で設定する場合は確かに無料ですが、代行会社に依頼する場合は設定費用が必要となります。もちろん扱う商材の登録費用は有料となります。また、機能性を求めるのであれば有料ではありますが、イーティーネット株式会社が販売している「ネットショップ管理プラグイン（税込5万4,000円）」を購入するのも選択肢の一つです。
なお、ショッピングカート機能だけで十分という場合は、カートシステムのみを扱うレンタルサービスがあります。またそれらにはワードプレスに導入する方法も選べるタイプもあります。
ただし、初期費用のほかに2,000円から3,000円程度の月額利用料がかかりますので、長期間では高くつく場合がほとんどです。それらを考えた上で、選択すると良いでしょう。
求人サイト-ワードプレス制作代行の相場
ワードプレスで求人サイト
近年、求人メディアの掲載費を抑えられるだけでなく、求める人材の獲得につながるとして、自社のホームページとは別に求人サイトを別枠で設ける企業が増えています。
自社の状況に応じて求人募集が出せる求人サイトも、WordPressで作れば簡単に更新作業が行えます。
求人採用に特化した国内初のテーマ「AGENT」は優秀な人材獲得するためにデザインや機能が充実しているため、クオリティはもちろん、オリジナル性も高い求人サイトの構築が出来ます。
利用するには税込1万2,980円（2020年5月現在）で購入する必要がありますが、解説マニュアルやQ&A集などサポートがしっかりしているので安心して構築が出来るでしょう。
予約サイト-ワードプレス制作代行の相場
WordPressで予約サイトを制作する
予約システムを追加できるプラグインを利用すれば、スケジュール管理が必要な宿泊施設や貸事務所、理美容室、カルチャー教室などのホームページも制作も可能です。
予約システムを追加できるプラグインの多くは海外版ですが、「Pinpoint Booking System」や「Events Manager」は日本語でも利用できます。「Salon Booking」といった日本製のものもありますので使い勝手の良いプラグインを選びましょう。
予約システムの開発を依頼するとなると150万円～200万円の費用がかかると一般的に言われていますが、無料のプラグインを導入するだけでスケジュール管理ができるホームページの構築できるのがワードプレスの魅力でしょう。
その他のサイト-ワードプレス制作代行の相場
WordPress（ワードプレス）で様々なサイトを制作する
上記４種類のほかにも、次のようなホームページが制作が可能です。
- 会員制サイト
- ポータルサイト
- SNSサイト
- 口コミ・評価サイト
- 動画サイト
- ギャラリーサイト
それぞれのホームページに適したテーマと無料のプラグインを利用することでデザイン性や機能性を備えたWebサイトがワードプレスで可能となりイチからホームページを制作するよりも大幅に費用を抑えることができます。
ただし、テーマとプラグインには相性があり、組み合わせによってはレイアウトが崩れる、機能が使えないなどの不具合が起こることがあります。弊社ではあらゆる問題を解決し、最悪別途代替案を提案させていただきます。
また、いろいろな機能が使いたいからとたくさんのプラグインを導入すると、ホームページの表示速度が遅くなることが多々あります。
テーマとプラグインは専門知識がなくても簡単に変更・追加できますが、予期せぬトラブルが発生しますので経験のある制作会社に外注して、任せてたほうが良いでしょう。